2010年春 エステル第10号

『信・望・愛の法則』シリーズ①


ホームに入居しておられる方々の障害は中途障害です。
発病した頃のつらい思い出を多く方々がもっておられます。(もちろん家族もつらかった体験ですが) 今まで親しかった友や知人や家族の存在が遠く感じる体験をした者やその関係が壊れてしまった者・・・そして、そこから始まったつらい体験は、人との「信頼」ということに大きなダメージを受けてしまっています。

“信じられる人”を見失う。“信じてもらえる人”を失う瞬間だったのかもしれません。

ホームでは、家族的関わりの中で、メンバーの方々が“信じられる人”をもう一度見出し、“信じてもらえる”ことを体験できる場になればと考えています。
実際の家庭の中でも親子関係がしっかり構築され、それぞれが立場を尊敬し尊重する生活をすることは心の安定に大いに貢献すると思います。

父親が家族の秩序の中心として尊敬され、母親が家族の愛の結び目のような役割を果たし大切にされる姿、子どもが一人の人格として尊重され適切な距離感をもって愛されていること(決して親の所有物のように子どもが扱われたり、大きくなってもいつまでも子ども扱いされている姿でなく)、このことは人生を生きて行く上で大切な“人を信頼すること”や“人に信頼されること”の基盤を作っていると考えます。

ホームの中でもメンバーの方々の傷ついた人との信頼関係や自分自身への不信に対して少しでもいやされればと“信じられる人をもつこと”“信じてもらえる人をもつこと”を支援方針の中に打ち出して家族的関わりを目指しています。

彼らが、“信頼”を回復して行くプロセスに接するのは感動的体験です。

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