2011年秋 エステル第13号

『尊厳と責任』~信・望・愛の法則シリーズ~


「わたしの目には、あなたは高価で尊い」イザヤ43章4節、一人一人の尊厳について、リハビリ フェローシップ(交流会)で、またいろんな場面で語って来た。何かができるとか、成功しているから等の人の判断でなく、存在そのものを創造者が評価しているという言葉である。

職員や利用者(メンバー)の間の信頼が構築されて行くと、メンバーの方がは、安心、安定を得て、病状も落ち着きよくなって行かれる。しかし、自分の置かれた障がいという境遇の中で、多くの事ができなくなっている現実に自分の存在を尊いと思えなくなっておられる方が多いと思う。そんな中で絶対的評価、無条件の評価、存在への評価は「信」という部分のもっとも深いところに働くと感じている。

尊厳のある人格なのだからこそ、自分のしたことに責任を持つ必要性を強く感じている。精神障がい者の人権擁護の中で、精神障がいがあるのだから、なんでも受け入れよう、責任は問わなくていいのではという風潮を感じると悲しくなってしまう。他者に迷惑をかけて責任を問われないのは、逆に尊厳の軽視ではないか思う。

ハートフルトポスでは尊厳を語りながら、自分自身の言動への「責任」ということを伝えたいと日々取り組んでいる。安易に精神障がいを言い訳にしないことこそ、社会の中では真の尊厳の回復があるのではないかと
彼等の姿を見ながら感じているのである。

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