2014年秋 エステル第19号

『力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれからわく。』

箴言4章23節

心が平安な状態であることは、病状の安定と改善に大きな影響がある。

心の平安は、今の状態が平穏であることだけを言うのではない。過去の傷、劣等感、憎しみ、赦せない心、悩み、不安等々のものが心の平安を奪ってしまう。

心の平安を保つためのホームづくりとして大切にしていることは、第一に、信頼関係の構築。これはホームの中でのメンバー同士や職員との人間関係に信頼を持つこと、信頼してもらっているという安心感を持つことである。そしてそれが、安心安定した生活をする基礎と言える。その中で職員も、共に人生を生きる者として生きる葛藤や悩みを語り合うのである。
第二に、希望を持てる環境づくり。第三に、愛を感じること、愛を注ぐ体験をすること。愛を感じ、愛を注ぐことによって、心の闇の部分に光が差し込むようになる。その瞬間、驚くべき心の変化が起きる。両親や学校時代の教師、友人・知人に対する赦しの言葉が出てくる。闇に光が差すように、表情が明るく変わり始める。

その次は、自らが感じた愛を注ぎ出す喜びの体験である。人は受けるだけでは充足感を持つことができない。受けた愛を他者に注ぐことによって、生きる充足感や生きがいを見出す。そのような変化がメンバーの中で起こるたびに、ホームを愛を受ける場としてだけでなく、受けた愛を注ぎ出すことができるような場づくりの大切さを感じている。

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