2023年春 エステル36号

支援は相互の関係

『まことに、あなたがたに告げます。あなたがたも悔い改めて
    子どもたちのようにならない限り、決して天の御国には、入れません。』  マタイ18章3節

 毎週行われているリハビリフェローシップ(交流会)での最近のテーマは「他者と関わる姿勢」。ハートフルトポスの基本理念は「一人一人は高価で尊い存在」である。ハートフルトポスの職員であれば、自分は支援する側にいる者として傍観しているのではなく、共に生きる者として、同じフィールドに立っているべきである。職員も人に過ぎないのだから、当然ドロドロとしたものがあるであろう。それは、入居者と同じように問われることである。本来、そこにこそ職員の姿勢が表われるはずであるが、入居者のそれよりも、根が深い。しかも互いに真摯に対峙することもせず、あろうことか表面的に取り繕うとしている姿を見る。ハートフルトポスの職員であるなら、「キリスト・イエスの前に人間として」自分自身を問うべきである。
 「自分がメンバー(入居者)を助けてあげよう」ではなく、素直な幼子のように身を低くすることである。

特定非営利活動法人ハートフルトポス 理事長 坪倉正史



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